○草津行き(片道約 2時間半)の時間を、農園での土作り等にあてることができました。
○昨年は、病気・害虫等の大きな被害もなく、私としては土作りの成功した年だと思っています。
今年も例年と同様に、梅雨明けまで畑を十分に休ませ、8月から本格的な土作りを開始しました。(以下にその要点をご紹介いたします。)
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園内を何度も何度も耕運してまわります。 |
ベットの成形作業 |
1.土壌改良剤
畑の中には例年と同様に、セラミック、貝化石、“くだいた砥石”(石英安山岩)等の土壌改良剤が入っています。
この“くだいた砥石”は植物の成長を促進する作用があると考えられます。
(実際にこれをいただいた石屋さんの話では、砥石を捨てていた場所の草が、他の場所より成長していたそうです…。)
※土壌改良剤の目的は「土の団粒化」を促す効果であり、作物自体の生命力を高め、農薬の低減に貢献するためでもあります。
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貝化石 |
くだいた砥石(石英安山岩) |
2.農園の土
近藤農園の土をご覧になって、びっくりされた方はいませんか?
きっと園芸店で売られているような“黒土”を想像されていた事と思いますが、
右の写真をのように『土の団粒化(かたまり)』が見られます。
この事により
@空気を含んだ、膨軟な畑になる
A土壌微生物の繁殖活動が盛んになって、元気な根・苗が育つ
B保肥力、保水力の改善
等の効果があります。
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3.日光消毒
開園以来、土壌消毒はしていませんでした。その理由は土壌微生物を殺してしまうからです。
しかし、ドウガネブイブイ(コガネムシの仲間)の幼虫による“根切り”の被害が多少あった翌年
被害のあったハウスに対して、試験的に農薬を使わない土壌消毒(日光消毒)をしてみました。
現在は、農薬を使わない土壌消毒(日光消毒)を、毎年行っております。
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8月から約1ヶ月間、ビニールシートでハウス内全面を覆うことにより、土の表面がかなりの高温になったと思います。
(気温35℃を超えた日もありましたから・・・ って言うか・・)
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温室内は、こんな日がつづき・・・ き・危険な温度です。
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外気もこんな温度の日もありました。
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